相続放棄をしても、被相続人にかけられた生命保険の保険金は受け取ることができるのか?

相続放棄をしようとしている方にとっては大きな問題ではないでしょうか。
結論からいうと、相続放棄をしても、生命保険の保険金を受け取れる場合と、

受け取れない場合があります。

 

簡単にまとめます。

 

◆ 受取人が相続人になっている場合 → 受け取れる

受取人が相続人になっている場合には、保険金を受け取る権利は、

被相続人(亡くなった方)に帰属していないため、相続放棄をしても、

保険金を受け取ることができます。

 

◆ 生命保険の受取人が被相続人(亡くなった方になっている場合) → 受け取れない

受取人が被相続人(亡くなった方)になっている場合には、保険金を受け取る権利は、

被相続人(亡くなった方)に帰属しており、その保険金を請求する権利を被相続人から相続する形に

なるため、相続放棄をすることにより、保険金を請求する権利もなくなってしまうようです。

 

◆ 生命保険の受取人の指定がない場合 → 受け取れる場合と、受け取れない場合がある。

受取人の指定がない場合、「受取人の指定がない場合、被保険者の相続人に支払う」という

特約がある場合には、保険金の受取人を相続人に定めたものとして、相続放棄をしても、

保険金の受け取りを認めた裁判例があります。

 

但し、今後は判断が分かれる事例が現れる可能性がありますので、

上記の事例と異なる結果が発生する可能性もありますので予めご了承ください。

 

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