相続放棄をする場合の債権者への対応について、よく質問を受けることがありますので簡単にまとめてみます。

 

相続開始して、しばらくしてから債権者から、催促書や督促状が相続人宛てに郵送されてくることがよくあります。

これは、相続が開始した場合、被相続人(亡くなった方)の債権者は利害関係人として、被相続人や相続人の戸籍、住民票を取得することができるので、被相続人や相続人の戸籍、住民票をたどることにより、相続人の氏名や住所を調べることができます。被相続人が亡くなって、しばらくしてから督促状や催促書が届くことが多いのはこのためです。

これは、債権者の保護のために法律上認められた正当な権利ですので、債権者が違法な手段を使って、相続人の住所を調べているわけではありません。

 

よく相続放棄をすることは、債権者には隠しておいた方が良いのではないかというご質問を受けます。

相続する債務も放棄するということで、後ろめたい部分もあり、債権者には伝えずらいという方もいるかもしれません。

しかし相続放棄は法律上認めたれた、相続人の権利ですので、相続放棄をすること自体を債権者に隠す必要はありませんし、相続人が相続放棄をすることを、債権者が邪魔をしたり、妨害することもできません。

 

また、相続放棄の手続きが完了後は、債権者に相続放棄をした旨の通知をする必要があります。

債権者としても誰を相続人として扱えばよいのか不安定な状態のため、相続放棄をしたことを債権者に知らせることによって、債権者は相続放棄をした相続人に対して、支払の請求をできないことを確認します。

通常は、相続放棄が認めらた際に家庭裁判所から送られてくる「相続放棄申述受理通知書」や、相続放棄をしたことを裁判所が証明する書類である「相続放棄申述受理証明書」のコピーを債権者宛てに、郵送、FAXなどの方法で送ります。これにより、債権者は相続人が相続放棄をしたことを確認し、相続放棄をした相続人への請求や督促が止まることになります。

まったく知らない名前の会社(消費者金融など)から請求や督促がきていて、その会社に連絡をすること自体が不安だという方も多くいますが、当事務所の相続放棄スペシャルパックでは、相続放棄が完了した後の債権者への通知につきましても、代行して行っておりますのでご安心ください。(くわしくはこちら

 

 

 

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